1   47局が格差是正の対象から外された原因。
 インターネット環境格差是正施策に気づき、直ぐに市役所の担当部署に電話しました。
47局エリアが対象地区に含まれてない理由を聞いたら『この施策はNTTのエリアとは関係有りません。』
『それなら、草野町と大橋町は町ではないのか?』
『善導寺町は?山本町は』
『善導寺町はBBIQが有ります。山本町は半分くらい整備済みです。』
『草野町と大橋町は一定数の利用者からの申込が有ればいつでも使える状態で利用希望の申込がないだけです。』
この問題の本質はこれです。知識不足・これが担当者の常識のようです!!。
まず、エリアの認識が間違っています。
NTTの47局エリアは町単位では無く、1952年旧電電公社発足時に旧通信省時代のものを引き継ぎ、草野郵便局・善導寺郵便局の業務エリアの中の草野町・大橋町・善導寺町・山本町の一部
郵便局での業務エリアは郵便事業と電話電報のエリアは違っていました。電話業務のエリアはそのまま引き継いでいます。
NTTの光設備は収容局毎に整備されエリア内は原則として一定数の申し込みがあれば使用できるようです。旧久留米市内では47局のみが未整備です。現時点で整備の予定は有りません。
BBIQ・ケーブルテレビのエリアは経済的効率優先で独自のエリア設定をしています。善道寺町においては、ケーブルテレビのエリアの中の、より狭いエリア設定がされています。加入者は両者とも当初の予測より少ないようです。
BBIQ・ケーブルテレビ共にエリア拡大の予定は無いそうです。逆に、企業努力で先行整備した事を失敗と思っているかも・・。
 

 2   インターネット環境格差是正施策の間違い??。
 担当部署の知識不足と確認不足でNTT善導寺局47局(善導寺町・草野町・大橋町・山本町耳納)を整備済みとし、格差是正対象地区からはずし結果的に施策完了時に差別とも言える格差が生じる事。
コスト優先の民間業者(NTT・ケーブルテレビ及びBBIQ光)選択の結果市内同一サービスを放棄し、地域によって利用コストに大きな差が生じる事。
地域によってイントラネット(企業内ネットワーク)構築が出来ない。規模の大小を問わず環境が整えば構築予定の企業(ADSLで構築済みも有ります。)も多いはずです。
家族構成の将来的変化を考慮すれば現在利用予定はなくても、数年後に子供の成長、子供所帯との同居で利用を希望しても利用できない可能性が有る。

 3   インターネット環境格差是正施策実施後の予測。
 現在『インターネットの利用及び加入に関する調査』アンケート実施中で私はその内容を知ることが出来ない47局エリアの住民です。アンケートの設問の内容次第で意図的に行政側に都合がいい結果が出るようにするのは頭のいいお役人様には簡単な事でしょう。しかも回線業者の選択は出来ないはずですから。只、市役所の職員は公僕のはずです。あなた達の雇い主は私たち市民である事をお忘れなく。差別は許されません。(差別という言葉が禁止用語ならご指摘ください。言い換え用語は考え中・・。)
 
田主丸町:今回の施策で唯一恩恵をこうむる地区ですが、今回加入希望しなければ・・・。ただ
回線業者がNTTなので何とかなるでしょう。
 
三潴・城島・北野町:回線業者がケーブルテレビなので電話の契約は残す必要が有るのでコストはADSLより2000円くらい割高になります。YahooBBユーザーの乗換えが期待できないので加入者は多くないと思います。
 
47局エリア:現在のままで何の変化も有りません。そして、自分たちが久留米市内でこの件に関して差別的な格差の中に取り残されたことに気づくことも無いでしょう。地元の議員さんは知って知らんふり・・。それとも触らぬ神に祟りなし・・。
 
担当部署の知識のなさを端的にあらわす事例があります。三潴・城島・北野町:回線業者がケーブルテレビなので電話のインフラはどうなるのか聞いたところ、『IP電話が有りますので問題は有りません。』思わず心の中で””馬っ鹿じゃなかろうか・・””IP電話はあくまで、アナログ電話・ひかり電話のバックアップがあって有用なものになります。フリーダイヤル・その他使えない番号が有り、番号自体に地域性が無いのが最大の欠点であり、同じビルに拠点を構える、先輩格のインターネット久留米のIP電話との互換性(無料通話)すら有りません。YahooBBユーザーの移行できない理由も知らないでしょう??。



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