無線通信



 1   特殊無線技士(レーダー級)S43・02・01
更新日時:
現:レーダー級海上特殊無線技士
高校在学中、友人の多くがアマチュア無線の受験をしていました。私は元来、人真似が嫌いだったので、レベルの高低はともかく、プロの資格を取ると宣言して、当時一番取得しやすかったこの資格に挑戦しました。テキストは1種類しかなかったように思います。とりあえず、一発合格でした。高校3年になり、学校の世話での就職が嫌でその気は無かったのですが自衛隊に行くと宣言したところ、自衛隊の勧誘の方が自宅に何度もこられ、この資格と入隊後の専門教育を受ければ他の資格取得も容易で将来の展望も・・。と体験飛行に誘われました。今では良い思い出です。

 2   電話級アマチュア無線技士S・57・01・18
更新日時:
現:第四級アマチュア無線技士
友人のグループ(家族ぐるみ)内でアマチュア無線を始めようと言う話が持ち上がり、とりあえず夫婦単位で受験することになりました。私は仕事で簡易無線を使っていたし、プロの免許を取ろうと思っていましたが、妻の事も有ったので、まず、言い出しっぺ夫婦と私が受験する事になりました。真面目に教本を一緒に購入し、見てみると、意外なほど難しいのです。高校時代の電子工学の教科書を引っ張り出して当時より、真剣に勉強しました。自信がないまま、試験前日友人夫婦と
一緒に試験地の熊本の友人の弟の家に一泊しました。そこでとんでもない物を見つけました。それは、はがき大の豆本問題集でした。
『これはなに?』と聞いたところ既出問題をまとめた物で、これで90%くらい出題されるので、完璧ですとの意外な返事。三人で改めて見たら本当にコンパクトにまとめてあります。自分で用意していた問題集は片づけて再度、その問題を再確認しました。翌日試験会場に行くと、殆どの受験者がその本を持っていました。三人揃って合格出来ました。おかげで面目を保てました。

 3   電話級無線通信士S・60・05・10
更新日時:
現:第四級海上無線通信士
仕事の幅が広がり、行政無線の測定等に関わるようになり、少なくとも、特殊無線技士の資格は必要だとのアドバイスを受け、同じ手間暇が掛かるのなら簡単にとれる上位の資格をと思って、この資格に挑戦する事にしました。例によって過去問集を購入し、最初の感想は学科はアマチュア無線レベルだが、実技試験が有るで???
学科は何とかなりそうだったので、実技試験の勉強に主体を定めました。業務用の通信文を、内容が正確に伝わるようにあさひのあ、いろはのいという形式で伝達するものです。最初は戸惑いましたが、何とか受験日に間に合いました。どんなひとが受験をするのだろうと興味津々で会場にいくと魚業関係者らしき人が少しと貸し切りバスで水産高校・電子関係学科の高校生が多数来ていました。引率者の先生に尋ねたところ、特殊無線技士とともに無線関係の入門との位置づけで、受験を奨励しているとの説明でした。試験自体は十分に準備していたので、学科・実技とも合格でした。

 4   電信級アマチュア無線技士S・61・05・27
更新日時:
現:第三級アマチュア無線技士
高出力の無線機を使いたいので受験しましたが全くの初めてのモールス信号でその頃、無線測定の仕事で長期出張が多く、思うようにいかず、家族に先を越されました。特に当時小学2年生の長男に先を越され限界を嫌でも感じさせられました。電話級を持っていたので英文の聞き取り・書き込みテストでした。
今思えば早生まれで7才になったばかりの長男が耳で聞いた英文のモールス信号を認識し、同時にアルファベットを書いたことになります。子供とはいえ、その能力(一時的な物かも??)に驚かされました。

 5   特殊無線技士(多重無線)S・61・07・26
更新日時:
現:第1級陸上特殊無線技士
当時無線の電波強度測定やパラボラアンテナの方向修正作業にも従事することがあり、海上保安庁などにも出入りしていましたが一緒に作業したメーカーの技術者に受験を奨められました。近くの本屋さんには参考になる物は無かったので、無線従事者協会に電話して代金切手払いで薄い過去問集を手に入れました。内容は結構高度な物で記述式でした。パラボラアンテナの模式図や種別・それぞれの特性などを丸暗記方式で覚え、試験に臨みました。過去問とは少し内容が違っていましたが柔軟性はまだ持ち合わせていましたので対応でき、無事合格しました。



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